外壁塗装の色選びについて

 

 

外壁塗装工事を検討するにあたり塗料のグレード、性能、色味、艶感、金額など

決めなくてはならないことが多くあります。

その中でも特に色選びに関しては多くの方が悩まれるポイントでもあります。

単に好きな色にすればいいことでもなく、建物の形状や近隣宅との調和やその街の景観

や雰囲気にも配慮することも大切で、時には周りから反感を買う場合もあります。

 

🐓施工前

🦔施工後

🐖施工前

🐄施工後

 

色選びの際のポイント・注意点

汚れやすさ、色褪せなども考慮が必要

せっかくお洒落に塗替えした外壁も年月が経ち汚れが目立ち色褪せが気になる方も多いようです。

色選びの段階で分かっていれば色によっては程度を小さくすることができます。

色褪せのしやすい・しにくい色

原色に近い鮮明な色は色褪せしやすく、落ち着いた色は色褪せしにくい。

塗装は経年により色相が異なっていきます。美観がひどくなり再度塗替えをする方も多くいます。

色褪せの原因として、紫外線によるもので塗料に含む顔料により大きく変わることが分かっていて、中でも落ち着いた色は無機顔料の割合が多いために色褪せがしにくいと言われております。

どの塗料にどんな顔料が多く使用されているか等の見極めも重要になります。

外壁の色は室内の温度にも影響があります

皆さんも普段黒い洋服を着ていると太陽の熱により熱くなってしまったなどの経験があると思います。それは外壁にも同じことが言えます。

色によっては熱が室内まで伝わり室内温度が上昇しやすくなります。

遮熱塗料を使い反射させる方法以外でも明度が高い色を使うことで効果的に太陽光を反射させることが可能です。

色見本は大きい物を使う

面積効果といいカタログの小さい色を見るのとA4板の大きな色を見るのでは見え方が異なります。明るい色はより明るく暗い色はより暗く感じてしまうため後悔することも・・

また天候や時間帯などによっても大きく変わるため様々な環境下での確認が必要です。

艶感

色選びの際に忘れがちなのは艶感です。艶有り・7分艶・5分艶・3分艶・艶消しと塗料によっても選べる艶の種類は様々ですが、艶感で印象は大きく変わります。

デザイン性の高い外壁塗装

他にも、外壁を2,3色で塗分けするツートンカラーや色と柄で組み合わせることで上品な仕上がりを演出できる多彩模様仕上げ、天然石を思わせる美しい風合いを出すことのできる天然石調仕上げなど、高級感や立体感を創ることもできます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。少しでも塗替えを検討中の方の参考になれば幸いです。

考え出したらキリがないですがどのようにしたいかイメージすることはとても重要です。

外壁の塗替えサイクルの目安として約10年と言われていますが、仕上がりに満足できない場合

10年間も我慢しなければいけないなんてことも・・

派手な色選びをしたが、時間が経ち恥ずかしくなることや自分の自宅だけ浮いて見えることなど

長期的な視点で色を選ぶことも重要です。

妥協せず納得のいく外壁塗装にして頂きたく思います。