住まいの塗り替えで最重要項目の一つであるシーリング工事
外壁塗装工事をお考えの方で、足場も架ける事だしせっかくなら耐用年数の高い塗料でそして低汚染や遮熱効果のある機能性の高い塗料を求める方が増えてきています。そしてそんな方のニーズに応えるべく長寿命の塗料も比較的安価で出回るようになりました。
外壁塗装工事に関して主役となる建材は間違いなく塗料です。工事を考える上でのイメージはお色選びや配色、塗り替えパターンと他の事は疎かになってはいませんでしょうか？？
特に窯業系のサイディングの外壁の場合には絶対に忘れてはならないことがあります。それはのサイディングボードの繋ぎ目に充填されているシーリングです。このシーリング材は外壁内部への水の浸入を防ぐほか、地震などの揺れの際にサイディングボード同士の干渉を防ぎ破損させないための緩衝材の役割があります。また、四季に合わせて膨張と伸縮を繰り返す外壁に追随することによっても、雨水の侵入を防いでいます。
シーリング材の特徴
経年により硬くなる＝硬化 一般的なシーリング材には柔らかく形を変えやすい「可塑剤」が入っています。これは作業性を向上させる目的であり可塑剤の多いシーリング材は歳月が経つにつれて硬くなります。硬化は致命的で切れや劣化の発生を促進させます。時間の経った輪ゴムが簡単に切れてしまうのを想像していただくとわかりやすいかもしれません。
耐久性の違い 耐久性とは膨張と伸縮を繰り返す外壁材に対する追随性のことです。この耐久性はJIS（日本工業規格）によって区分されています。数値が高いほど高耐久性であり、シーリング材によってこの数値は異なってくるので注意が必要となります。
耐候性は長持ちの秘訣 耐候性とは紫外線や雨に対する強さのことです。塗装などで被覆しないシーリング材は毎日紫外線や熱ダメージを受け続けます。そのためひび割れは紫外線が当たるシーリング材表面から発生します。
写真のように界面剥離や亀裂・破断は施工時のプライマーの塗りムラ（プライマーとは接着性を向上させるもの）も原因の一つではありますが、従来のシーリング材ではそもそもの耐久性が低いことが大いに考えられます。これらはシーリングの経年でよくある事例であり防水性がなくなりサイディングを痛める可能性や内部に雨水の浸入の恐れがあります。
これらの原因をオートンイクシードが全てカバーします！！
オートンイクシードが人気で選ばれるわけ
1 劣化の原因となる可塑剤を無配合・変わらない持続性
一般的なシーリング材は新築時から年数が経つと柔らかく形を変えやすい可塑剤が抜けて硬くなっていきます。しかしオートンイクシードは高耐候性ポリマーを使用しているため、長期間変化なく柔軟なシーリングを保つことができます。
2 圧倒的な接着力とムーブメント力・耐久性が強く切れにくい。安心確実なJIS耐久性区分9030に属している。
JIS（日本工業規格）により耐久性試験が行われ、高耐久性区分である9030クラスと認定されオートンイクシードの高い耐久性が証明されました。従来のシーリング材と比べ、同じ条件でも亀裂や剥離が全くありません。（※JISとは日本の国家標準の一つです。）
30％の圧縮と拡大を4000回、それを3回繰り返しても破断しませんでした。
3 優れた耐候性
促進耐候試験で、太陽光・湿度・温度など屋内外の条件を人工的に再現して劣化を促進させ、製品、材料の寿命を予測する設備で耐候性を調査したところ、4000時間後には一般的なシーリング材との大きな違いが現れました。
外壁材は日が当たり温度が上がると膨張し温度が下がると縮小します。つまり毎日伸縮を繰り返します。1年で365回、10年で3650回。この伸縮に追随できなければ剥離を起こしてしまいます。この伸縮試験を4000×3回行っても切れなかったのがオートンイクシードなのです。
高性能シーリングを生かす技術力も必要！
2面接着と3面接着 サイディングボードへの充填は2面接着が基本になります。前述のようにシーリング材は地震の揺れや寒暖に合わせて膨張と縮小を緩衝させる役割を担っています。サイディングボードが動くことを前提に充填されてるのです。
このため、シーリング材はサイディングボードの側面だけに接着させ、背面には接着させないのが基本です。そのためバックアップ材やボンドブレーカーを必要に応じて挿入します。
間違った施工方法で3面に接着させてしまうと伸縮が制限されてしまうことになり、その結果高性能シーリング材であっても剥がれて隙間ができることも起こりうる事になります。
最後にシーリング材でお悩みの方へ・・
せっかくの10年15年に一度の塗り替え工事。高機能塗料での塗装をお考えの場合はその特性を最大限に生かすためにもシーリング材にこだわることが必要になります。
高機能塗料を選ばれるように長期耐久型のシーリング材といった良いものを選びましょう。また、これで次の塗り替え時期までシーリングが劣化する事なく雨漏りのしない住宅が保持でき、さらには美観も損なわれない外壁になります。
これらを多くのお客様に実感していただきたい！その思いから弊社では住宅塗装と合わせてシーリング材にオートンイクシードを採用しております。
10年後、15年後に違いがわかる。そんな商品です。またシーリングといった目立たないところまでこだわっているそんな業者選びも大切だと思います。
是非実感してください。
