これを使用すれば間違いないシーリング3選

 

こんにちは!町田市で一般住宅の外壁や屋根の塗装工事を行っている菊地塗装企画です🙇

今日は午後から天候が崩れ東京23区でも積雪の予報がでていますね・・

私共は念のため、現場作業は全面ストップとしております😌 ご了承いただけますと幸いです。

さて、本日は外壁塗装に伴うなかなか注目されにくいシーリングについて少し触れていこうと思います。

近年、一般住宅の外壁や屋根の塗装工事に伴う高性能、高機能な塗料の開発によって各社でさまざまな塗料が販売、使用されていることかと思います。

住宅のメンテナンスは頻繁に行うことではないからこそ、使用材料のこと価格のことお色の悩み、施工業者の選び方、工事時期など様々なことを幅広く理解した上で行うことだと思っております。

工事を行う上で、外壁・屋根・付帯部・シーリングそれぞれがそれぞれに合った商品が存在する訳で外壁だけが先に痛んでしまったり屋根だけが、付帯部だけがシーリングだけが先に痛むような工事ではまたその都度足場を設置して工事を行うことになると費用も手間も大幅に膨らんでしまうことになってしまいます。

例えば、一般的に屋根は建物の中でも外壁より紫外線や太陽光・熱によってのダメージを浴びやすい過酷な環境下にあるがゆえに当然痛みも倍近く変わってくるものだと言われていてより高機能な商品での施工を推奨していたり、雨樋などの付帯物は塗装のみで性能を守ることは難しいのでその塗装物の寿命や特性を理解したうえでの塗料選び、必要に応じて塗装ではなく新品交換対応、部分交換などを推奨していたりしています。

これは工事を行うタイミングによって工事を行う内容の【バランス】がとても重要なことだと言うことをご理解いただけると幸いです。

弊社でもせっかく行う工事であればどうせならコストパフォーマンスが優れた高機能、高性能な塗料での外壁・屋根塗装をしたい!!とのお声も増えてきているのでそういった高機能、高性能である塗料に対抗できるバランスが良くしっかりと長期的にお家を守ってくれるシーリング材、すなわち高耐久、高耐候性の高い商品をご紹介させていただきます👏🏻

 

気にされにくいシーリングの役割について

※赤線のように窓周り以外にもこんなにも多くのシーリング材が使用されています。

 

お家は外壁材以外でも様々な部材から構成されています💁‍♂️

シーリングはその部材と部材を繋ぎ合わせる為の繋ぎ目の役割を担っています。

他にもシーリングによって繋ぎ合わせた箇所においてクッションになる役割もあり、耐久性や柔軟性にも大きく関わっていることが挙げられます。

そのクッション(シーリング)が機能していることによって地震や地盤などの揺れを防ぎ、外壁などにも亀裂が入らないようになっています。

 

 

 

また上記の写真左のように、劣化が進みシーリング材の機能を果たさなくなってしまうと、内部に水が入り込み建物の内部を腐食させてしまうことにも繋がります。

上記写真右はクッション(シーリング)緩衝材が無くなり、次第に外壁材自体にも亀裂が入ってしまっている状態です。

その他、シーリングで隙間を埋めることで気密性を保持するという役割もあります。

 

シーリング材お勧め3選

① オートンイクシード / オート科学工業

長期耐久型ハイクオリティシーリング材

劣化に強いシーリング材を選ぶ基準として

1.「耐久性」柔軟性(伸縮性)の維持に必要な性能

2.「耐候性」美観(意匠性)の維持に必要な性能

この二つの耐性をハイレベルで両立しているのがこのオートンイクシード。

厳しい屋外環境からの劣化要因に強く高耐久性樹脂「LSポリマー」の採用と経年で流出しやすい「可塑剤」成分を配合していないことで長期的に優れた柔軟性と美観を維持することが可能となりました。

施工をする上で唯一の欠点が乾燥時間に時間がかかることが挙げられます。(参考:冬場4日~7日)

 

② SRシール H100 / サンライズ

サイディングにはベストマッチ!ファーストクラスの耐候性!住まいのロングライフパートナー

一般住宅の主流となっている窯業系サイディングボードにおいては変性シリコーン系のシーリング材が最も多く使用されています。

その中でも、耐候性・接着耐久性・応力緩和性全てを兼ね備えているH100は四季折々の厳しい環境に対応します。

① 高耐候性 熱・水・紫外線等の屋外条件下で暴露した場合のシーリング材の耐久性

② 接着耐久性 熱・水・紫外線等の劣化条件における各種被着体への接着性

③ 応力緩和性 シーリング材に一定の変形を加えた場合に発生する引張応力が時間と共に徐々に減少していく特徴

必要な三大要素をハイクオリティに備えています。

優れた作業性 2シーズン制(一般用・冬用)の採用

季節に応じた施工性と硬化性を確保しているため、必要以上の時間を要する不具合がありません。

 

③ アステックシール高耐候4000 / アステックペイント

より質の高い塗装には、塗料と相性の良いシーリングを

家を守り、美観を維持するアステックシールシリーズの3つの性能

① 耐候性 防水性が長持ち(劣化要因の紫外線・雨・熱に対して高い耐候性を発揮)

② 低モジュラス (サイディングの動きに合わせて追随)

③ ノンブリード (先打ち工法でも塗膜上の汚れの発生を抑制)

シーリング工事の際の2つの施工方法

先打ち工法 : 塗装前にシーリング材を充填する方法。塗膜でシーリング材を保護する為、紫外線・雨・熱の影響を受けにくく防水性や柔軟性が長持ちし、長期的に家を保護します。

後打ち工法 : 塗装後にシーリング材を充填する方法。塗膜がシーリング材を覆っていない剥き出しの状態になるため塗膜のひび割れやブリード現象が発生する事無く美観を長期的に維持します。※実際の環境によって耐候年数が前後する可能性や汚染が生じる場合があります。

アステックシールはシーリング材の防水性能を最大限に発揮させるために開発されたアステックペイント推奨のシーリング材です。

最大のメリットとしてアステックペイントの全ての塗料に対して付着性・低汚染性に関する適合の試験をクリアーしている為、長期性能・美観を維持するために必要な塗料との相性はダントツの組み合わせなのでアステックペイントを使用の際はお勧めいたします。

こちらはシーリング先打ち工法によって、塗装を行った外壁になります。

シーリングの機能はしっかりと維持されていますがシーリング上の塗膜が割れてしまっています。シーリングの役割としてそもそも上にある塗膜は割れが起こりやすいことではありますが、塗料との相性悪かったり、乾燥不十分な場合にも起こりえる事例となります。

弊社ではシーリング材の痛みを軽減するべく、外壁仕上げ材と近い近似色にてシーリング先打ち工法を推奨しております。

 

まとめ

最後までブログ記事をご覧いただきまして有難う御座います。

この記事を読んでいただき、外壁塗装工事の際に注目されにくいシーリング材のことも少しはお分かりいただけましたでしょうか😊

外壁塗料が期待耐用年数15年相当のものを使用し、シーリング材が10年程度の期待耐用年数を使用するとなると先にシーリング材の痛みが始まってきてしまった・・なんてことが起きてしまいます。

そういった意味で、耐久性の高いものには耐久性の高いものと合わせて工事を行っていくことが重要と言えます。

そして、やはり基本ベースとして考えていく必要があることとしてその建物に適した外壁塗料・屋根塗料・付帯部塗料・シーリング材が存在するものなので一概に【コレ!!】と言う言い方はできませんが、総合的な判断としてお客様が大切なお家に対してどんな未来を描いているのか。どのぐらいその建物を持たせたいか。ということをしっかりとヒアリングさせていただいてから進めていく必要があります。

私自身も何かお買い物をするときに一つの基準として、【安くて良い物】これは大前提でありますが、工事は生涯住むお家を安心して暮らし続けて行くための10数年に1度の大イベントだと思いますので、価格のみの判断は大変危険です。

自身のお家の適正なものを勉強・判断し、じっくりとご家族の皆さまでお悩みいただき絶対に失敗しない工事、後悔のない工事にしていただけましたら嬉しいです😆🙌

菊地塗装企画では、お客様の判断材料をより多くお渡しできるように事前の建物診断をとても重要視しております。

是非、まずは小さなお悩みからお聞かせ下さい。そしてじっくりと時間を掛けて、ご説明や皆さまのお力になれることがございましたらお気軽にご相談下さい😚