屋根カバー工事・葺替え工事 オススメ3選❗❗

 

こんにちは!!町田市で一般住宅の外壁や屋根の塗装工事を行っている菊地塗装企画です💁‍♂️💁‍♂️

弊社では塗装工事のみならず、お家を守るため屋根の長寿命化の目的として金属屋根の取り扱いや屋根全般の工事も承っております。

先日のブログに引き続きまして、今日は屋根工事を検討中の方にオススメの商材3選をご紹介させていただきます😌

一概に屋根工事といってもその建物に合った商材選び・工法が重要となってきますので必ず一度建物調査を行ってからご検討下さい。

 

ニチハ アルマシングル

材質 アスファルト・グラスファイバー(アスファルトが主な原材料でシート上の物に石粒が葺かれザラザラとした手触り)

価格 ★★★ (比較的に安価でデザイン性も高く、最近ではよく建売住宅に使用されています)

重量・厚さ 1㎡=13kg// 0.3mm

保証内容・保証年数 割れ・剥離 新築のみ10年の製品保証

メリット ・施工性が良く安価 ・防水シートと製造がほぼ同様のため防水性が高い ・遮音性が高い ・ヒビやサビに強く20年以上の耐久力をもつ

デメリット ・強風に弱く剥がれや、切れの不安がある ・リフォームに対しての製品保証がない ・粒状石が落ちやすく苔が生えやすい ・定期的なメンテナンスが必要

 

こんな方にオススメ

価格が金属屋根と比べて低価格でご予算を抑えて工事が可能となります(スレート屋根とほぼ同価格だと思って下さい)

そしてスレートの屋根にはできないカバー工法が可能な屋根材となりますので、アルマシングルを葺替えした次の工事の際には【アルマシングルの上に他のシングル屋根】や【アルマシングルの上に金属屋根】がカバー工法として可能になります。カバー工法は屋根材の撤去や処分も必要ないのでその分安価で施工できるメリットもあります。

屋根工事を考えているが、金属屋根は見た目があまり好きじゃない方も多くいらっしゃいます。アルマシングルは石粒がついていることでモダン的な存在感もあり、特に洋風な建物には非常にマッチする見た目かと思いますので比較的に見た目重視な方向けな商材となっています。

 

アイジー工業 スーパーガルテクト

材質 アルミニウム55%・亜鉛43.4%・シリコン1.6%(ガルバリウム鋼板)

価格 ★★ (高性能な屋根材の為、高価。断熱材と一体型の金属屋根となっていて室内側との温度差からくる結露抑制効果が得られます)

重量・厚さ 1㎡=5kg// 0.35mm

保証内容・保証年数 ひび・割れ・剥がれ・膨れ 15年間 赤さび 20年間 穴あき 25年間の製品保証

メリット ・耐久性が高く遮熱性鋼板に断熱材が一体の屋根材で優れた断熱性がある ・2020年に創立50周年を迎えたトップシェアメーカー

・従来の鋼板屋根の3倍超の耐久性で25年以上の耐用年数

デメリット ・高性能な屋根材のため費用が高い ・鋼板の表面塗膜が痛めば鋼板そのものが露出されるため鋼板そのもので耐久を保たないといけない

・環境に左右されるが15年程度での塗替えを推奨 

 

こんな方にオススメ

ガルテクトは遮熱鋼板と断熱材を一体にした屋根材で相乗効果によって優れた断熱性があります。また断熱材があるおかげで雨音を軽減させるための遮音性という部分でも期待できます。また、表面塗膜の耐久性が更に高い【スーパーガルテクトフッ素】といった遮熱性フッ素樹脂塗装を施したシリーズもあります。

日本での歴史も長く、大人気な鋼板屋根となります。マイナス要素が見つからない程の高性能屋根材です。

高価ではありますが、軽量のため耐震性も高く断熱性能も兼ね備えた長期の製品保証付きの生涯安心を求める方におすすめできる屋根材です。

とても耐久性の高い屋根材ですが、メンテナンスフリーではありません。ガルバリウム鋼板も中身は鉄でありアルミニウムなどのメッキでコーティングされているため錆びにくく簡単に穴が空いたりなどは有りませんが、素材を守る意味でも錆の発生に対抗するための塗装メンテナンスが必要になってきます。

(塩害が気になる海沿いの住宅や周囲の環境にも左右されますが弊社では15年ほどでの塗装メンテナンスを推奨しております。)

 

ディートレーディング ディプロマットスター

 アルミニウム55%・亜鉛43.5%・シリコン1.5%(ジンカリウム鋼板)

価格 ★★(高性能な屋根材のため高価。鋼板の上にセラミックコーティングを施した石粒で特殊加工されており、再塗装が不要で30年の製品保証付き)

重量・重さ 1㎡=7kg// 0.39mm

保証内容・保証年数 錆による雨漏り・石粒の極端な剥離・褪色 30年間の製品保証

メリット ・製品の構成が多層構造でできているため高い耐久性 ・風速80m/sの暴風でも安心 ・耐熱性・遮音性が高い ・製造から40年以上で世界70カ国で幅広い実績がある

デメリット ・高性能な屋根材のため高価。・日本での歴史が浅い ・色の種類が4種類と少ない

 

こんな方にオススメ

鋼板屋根の中では高価ではありますが、製品の保証年数が30年ととても充実しており、ディプロマットスターは軽量で災害にも強いため将来的に見たときにコストダウンが可能となる屋根材となっています。

災害は避けられない問題ではありますが、減災と言った部分で考え災害に強い屋根材を探している方や長期保証で安心できる屋根材にしたい方、または太陽光パネルの設置を検討中の方にもオススメの屋根材となります。

鋼板屋根ですが、表面に石粒が加工されていますのでその分住宅内部の熱伝導を下げ降った雨を拡散させることができるので防音効果も高い商材です。

お色の展開は全4色と少ないですが、単色ではなく色に強弱がついているのでシンプルながらもおしゃれなデザインとなっております。

和風・洋風どちらの住宅にもぴったりな屋根材です。そして建物の立地条件によって屋根面が汚れる場合もありますが性能には問題が無いため気になる場合は高圧洗浄にて除去が可能となります。塗装によるメンテナンスが不要になりますので最後の屋根工事をお考えの方に特にオススメします。

 

カバー工法とは

元々今ある既存の屋根の上から新しい屋根材を被せる(カバーする)工法のことを言います。

今ある屋根の上からルーフィング(防水シート)を貼り付け、その上から軽量となる屋根材を張っていきます。

塗装では実現できない雨漏り対策が可能となり、そして長持ちし安心して生活することができます。

元々の屋根を解体し処分する手間やコストが掛からない分、葺替え工事と比べ安価で廃材も最小限に抑えることができます。

葺き替えとは

古くなった屋根材を全て撤去してから下地を補修、新たな屋根材を取付けることをいいます。

つまりは、屋根をまるごと交換するといった工事となります。

瓦屋根の場合は葺き直しといった方法がありまして、一度瓦屋根を取り外し下地などの補修をしたら再度元々の瓦を戻していく方法となります。

 

葺き替えかカバー工法かの判断基準とは、、??

雨漏りやひび割れ等による不安があるから必ずしも葺き替えをしなければいけないといったことはありません。

雨漏りが酷く起こっており長年放置してしまった場合には当然葺き替えが選択肢となります。

屋根の構造は表面に見えている屋根材の下に【ルーフィング(防水紙)→ 野地板 → 垂木】で構成された下地があります。

著しい破損があっても基本的には防水紙がしっかりとしていて機能していれば雨漏りの心配はありません。

ただし、雨漏りがある場合には防水紙が機能していないということになるため、長年補修もせず放置していれば野地板まで腐食していることになるので間違いのなく野地板の補修までできる葺き替えをするのがオススメとなります。

 

カバー工法が不向きなお家とは、、??

今現在雨漏りをしているお家ではカバー工法はオススメできません。雨漏りが止まることはあっても万が一カバー工法の工事で防水性に問題があった場合には雨漏りが再発する可能性があるからです。そして雨漏りによって腐食してしまった下地の木材に新しく屋根材を固定することになるので固定するビスの強度が確保できるか定かではないため、不安要素が残ってしまうことからオススメできません。

またニチハのパミールが使用されているお家もオススメできません。屋根材の極端な剥がれや釘の錆の原因として屋根材との間に結露が発生していることが挙げられます。カバー工法をした場合でもこの結露は止まらないために屋根下地の木材は雨漏りのときと同様で結露でも痛みそして腐食していきます。新たに固定した屋根材の下地は傷み続け固定したビスも錆びてしまうといつかは強風で飛んでしまうなんてことも・・可能性としては高くなってしまいます。そのためニチハパミールが使用されている場合には結露の原因でもあるためすべて撤去し、屋根下地を正常に保つ必要があります。

そして築年数が30年以上経過しているスレート屋根に関してもオススメできません。それは防水シートの寿命を考えても劣化の影響によって下地の木材が腐食し固定しているビスの保持力が低下していることが多いからです。屋根下地の木材補強をし、新たな固定ビスの保持力を保つ必要があります。

その他、天窓が設置されている場合や屋根裏の結露が見受けられる場合にはオススメできない場合もございます。

 

まとめ

最後までこのブログを読んでいただき有難う御座います🙇

ご予算に応じて選べるオススメ3選の屋根材やその他、要点を押さえて簡単にご説明も合わせてさせて頂きました。

菊地塗装企画では一般住宅の外壁や屋根の塗装工事のみならず屋根全般の工事も得意としています。

屋根の工事で損をする人を絶対的に無くしたい。住まいの建物に対して不安を無くしたい。新築時同様の安心感をもう一度。

私どもは工事が完了した5年後10年後20年後にも再びご満足して頂けるように一つ丁寧にたま

是非どんなことでもご相談ください😊