W様邸 外壁・屋根塗装工事

お問い合わせ内容

築年数的にも周り近所が1回目の塗装工事が終えるところもある中で、知人に屋根の補修などをお願いすることはありましたが特別なきっかけもなかった為にいつかはうちも工事をしなくてはと思う程度でしたが・・

ある日、在宅中に訪問販売業者の勧めで見積りを依頼することになりました。 比較・検討をしたいので、一度見に来て欲しい。

屋根や外壁に関して、苔汚れとシーリングの剥がれが特に気になっています。

 

ご提案内容

木造2階建て、外壁には窯業系のサイディングが使用されていました。サイディングの繋ぎ目地のシーリングは硬化現象や細かなヒビ割れ、温度差や雨風の影響から刺激を受け続け痩せ細り、劣化がとても進行している状況でした。周囲のサイディングは欠け落ちそうな部分やヘアクラックと呼ばれる細かいヒビ割れも確認できました。先ずはしっかりと専用の補修材にて補修、シーリングは耐久性も高く使用塗料との相性も良いアステックシール高耐候4000を使用します。

外壁はひび割れの他にもチョーキング現象(紫外線・熱・水分等によって塗料の顔料がチョークのような粉状になって現れる現象)が見受けられる状態でした。もちろん、高圧水洗浄にて苔汚れも含めて新しい塗膜との密着性を高めるために最大限綺麗に洗い流してから作業は行いますがそれだけでは密着力が不十分で剥がれの原因になるほかにも上塗材の機能性を十分に生かすことが困難と判断。水性系のエポキシシーラーを下塗りに、通常の下塗り+中塗り+上塗りと合計4度塗り推奨致します。

屋根にはエコ・ウーノという製品が使用されていました。石綿に関する法規制の対象商品ではありませんが、その反面脆いという性質があり特有のヒビ割れや欠け等の症状が見受けれる状況でした。

通常、カバー工法や葺き替えによる施工を推奨しておりますが事前の調査内容にも理解をいただき、より痛みの進行を和らげる意味で遮熱塗料を最低条件に現状のヒビ割れ箇所には専用補修材を、強固な下地を作るためにも下塗りの2度塗り+中塗り+上塗りの計4度塗りにて行う方法で進めさせていただきます。

その他、化粧で使用されている帯板は吹き込む雨によって素材自体に吸水症状があり、原型が無くなってしまっている付帯部分につきましてはこちらも専用の補修材で形を作り直し密着性を高めるべく高密着プライマーを塗布後に中塗り+上塗りの3度塗り、雨樋など塩ビ素材部分には研磨後、脱脂作業を行い塗装を行います。ただただ塗料を塗るだけでは長く持つ塗装にはならないのでこうした下地調整作業を一つ一つ行ってから、鉄部・その他付帯物には錆止めや高密着のプライマーにて下塗りを使い分けて強力な下地を作りながら塗り進めていきます。

使用する塗料のグレードに関しては、機能性重視のプランを中心にいくつかお持ちしますので説明を元に最適なプランを選んでいきましょう。

お色選びには、自身の空いた時間にお手持ちのPCやタブレットでも自由にお選びできるマイカラーシュミレーションを採用、参考資料とともにお渡しするので工事の最終打ち合せにてじっくり時間を掛けて決めていきましょう。

 

施工事例データ

住所 東京都羽村市
施工場所 外壁・屋根・付帯部・シーリング・ベランダFRP部
工期 3週間
使用商材

シリコンREVO1000-IR

スーパーシャネツサーモSi

マックスシールド1500Si

マルチエースⅡ-JY

アステックシール高耐候4000