お問い合わせ内容
ベランダFRP面のメンテナンスを検討しています。築25年でまだ一度もメンテナンスをしていません。
6年前に外壁塗装工事や屋根カバー工事を行った際には特に痛みもなく、ベランダの床面のみは未施工のままでした。
近所で行われた塗替えセミナーや自身で調べて色々な記事を見ていて、いつかはベランダの床面のメンテナンスが必要になることは知っていました。
使用していくにつれて、部分的なヒビ割れを見つけ今回のお問い合わせに至りました。
ネットを使用して近所の業者間で探していたところ御社を見つけ、以前の工事経験から営業マンを持たない責任を持って一貫して施工を行っていただける業者さんを探していました。 宜しくおねがいいたします。
ご提案内容
木造2階建て、築年数は25年、ベランダの床面で使用されているものはFRP防水という一般住宅ではよく使用されている防水工法の一種でした。
FRP防水とは液状の不飽和ポリエステル樹脂と硬化剤を混ぜ合わせガラス繊維等の補強材と組み合わせて一体した塗膜防水であり、非常に強度が高く耐久性や摩耗性や耐水性に優れていることだけではなく成型性にも優れているため、実は浴槽や公園遊具などにも使用されていたりします。
ヒビ割れが気になるとのことでしたがFRP層を守る保護層の経年劣化による細かなヒビ割れの症状が見受けられる状態でした。
経年劣化の初期症状の一つであって、FRP層そのもののヒビ割れや浮き剥がれ等は見受けられませんのでご安心ください。
ベランダの防水層にも優しいメーカー品である保護材を一面に敷かれており、直射日光によるダメージを緩和させ劣化を防げているといったことも状態が割と良いこととして一つございます。
保護層の細かなヒビ割れを再発させないため、また更に長期使用できる防水層を作るためにも今回は、耐候性や摩耗性に優れた表面保護機能+防止機能を持ち合わせたハイブリット防水ウレアコーティング材を推奨させていただきます。
新発想の防水コーティング剤であり、20年以上の耐候性があり、衝撃に強い塗膜を形成します。
こちらメーカーカタログより研磨・アセトン拭き清掃が不要と記載がありますが、弊社では通常FRP面の施工と同様で高圧洗浄、研磨、アセトン拭き清掃はきっちりと行い、下地を整えてから実際の塗り工程に入ります。(これには、今ある防水層と新たな防水層の密着性をより高め、製品が持つ機能を最大限に引き立て向上させる目的があります。長期的な持ちは下地調整がカギとなり数年経っても耐久性をしっかりとキープします)
床面工事と合わせて外構周り、玄関アプローチ各所の高圧洗浄を行っていきます。
施工事例データ
住所 | 神奈川県横浜市青葉区 |
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施工場所 | ベランダFRP面 |
工期 | 2日間 |
使用商材 | オートンウレアックスHG |